アニメ映画『超劇場版ケロロ軍曹 誕生! 究極ケロロ 奇跡の時空島であります!! 』のオープニング曲で高田純次(62歳)と松元環季(10歳)がデュエットすることが決定し、12日、都内スタジオで公開レコーディングが行われた。

「堀北真希さんのような、声優も演技もできる女優さんになりたい」という松元環希は、いつもメンドクサイと思うことについて、「朝が弱いので、朝起きるのがメンドクサイ」と、子供らしく微笑ましいコメント

2人が歌うのは、誰もが味わったことのある面倒くさい経験を歌詞に込めた『メンドク星マーチ』。"芸能界一いい加減な男"高田のノリノリなオッサン声と、今年の子役No.1との呼び名も高い松元のクリアではつらつとした歌声の掛け合いが楽しい仕上がりとなっている。「(松元のことを)最初高校生と聞いていたんですけど、意外に小さいなーという感じで……」と、会見出だしからテキトートークを繰り広げる高田。松元が10歳と知り、「こういう若い力のある人が出てくるというのは、僕に早く消えろという意味もかねてのことなんでしょうね」と自虐的なジョークも飛ばすなど、新年早々、絶好調な高田節を見せつけた。また、高田は松元の声について「すごくクリアな綺麗な声」と絶賛。さらに、「僕の声にはのびがあるしね」と、自身のレコーディングの出来栄えについて自画自賛してみせた。

両親が高田のファンという松元は、「共演が決まったときには、有名な高田さんと共演するのはドキドキドキドキして、私でいいのかなって緊張しました」とのことで、実際の高田に会えて「カッコイイ! ちょい悪オヤジ的な感じ」と嬉しそうな様子。高田は「嬉しいよねぇ、若い子にそう言われると」と、まんざらでもない表情で応えた。また、レコーディング中の様子について話が及び、高田は松本から「酔っ払いみたいな感じでやってほしい」など、いろいろとアドバイスを受けたと暴露。松元は少し照れつつ、爆笑していた。

この日、映画の舞台「イースター島」と「いいスタート」をかけて、今年の始まりを振り返る「今年のひと文字」を披露。松元は「アップ」を表す、片方が矢印になったU字で、「どんどんアゲアゲでいきたいから」(松元)。高田は「奮」で、「今年一年興奮して過ごそうかなと思って」(高田)

『超劇場版ケロロ軍曹 誕生! 究極ケロロ 奇跡の時空島であります!! 』のオープニング曲『メンドク星マーチ』を歌う高田純次と松元環季。本作は2月27日より全国ロードショー

なお、同映画は、冬樹のもとに届いたケロロ軍曹そっくりの奇妙な石造の謎を解き明かすために、冬樹とケロロ軍曹らがイースター島を舞台に冒険を繰り広げるというストーリー。