三井住友海上きらめき生命保険は12日、保険金・給付金の支払いの顧客サービス向上のため、イメージワークフローを導入した新保険金システムを開発し、同日から稼動したと発表した。
新システムでは、分かりやすい請求書類により請求漏れを防止。保険金などの請求の案内を顧客の契約内容と請求内容に応じて作成することにより、「対象となる保障内容」「顧客が提出する書類」「請求手続き」を分かりやすくする。これにより、「保険金などの請求手続きから受取りまでが円滑に進むとともに、保険金などを漏れなく請求しやすくなる」(三井住友海上きらめき生命保険)。
また、請求受付から支払いまでを一貫して管理。まず、提出された請求書類をイメージデータ化し、保険金支払手続きの各業務工程を管理するイメージワークフローを導入。これにより、一貫した進捗管理を実現する。
さらに、請求された事案について複数の査定担当者が別々に新システムに入力し、両者の査定結果が異なる場合は再チェックをするエントリーベリファイ方式を導入。「査定の正確性と並行処理による業務効率化を実現する」(同社)としている。
代理店・営業部門の顧客サポート力も強化し、顧客の請求手続きの進捗状況・支払状況を、代理店・営業部門がオンラインでリアルタイムに照会できる機能を新設。これにより、代理店・営業部門が顧客に手続き・支払状況をタイムリーに伝えるようにする。