米シティグループは12日、同日付でダレン・バックリー氏が、日本におけるシティグループのカントリー・ヘッドに任命されたと発表した。バックリー氏はまた、シティグループ・ジャパン・ホールディングスの取締役、取締役会長(非常勤)にも任命された。

バックリー氏は、1992年にシティバンクに入行。2004年に来日、「日本の金融市場、顧客サービスそして規制環境に関する専門的な知識を有している」(米シティ)。銀行、金融サービスにおける20年以上の経験があり、活動の場も、ロンドン、ニューヨーク、シンガポール、東京と多岐にわたる。

バックリー氏は、2008年10月から務めているシティバンク銀行の代表取締役社長兼CEOの役職を引き続き兼務。シティグループ・ジャパン・ホールディングス 代表取締役会長兼社長のダグラス・ピーターソン氏は、米ニューヨーク本社に戻り、シティバンク、N.A.のCEO、ジーン・マクエイド氏のもとで、上級経営陣の一人として新役職に就任する。