『FX投資家のための賢い税金の本(平成21-22年改訂版)』

インヴァスト証券は12日、近代セールス社から、『FX投資家のための賢い税金の本(平成21-22年改訂版)』(インヴァスト証券編著)を1月中旬に発売すると発表した。

FX(外国為替証拠金取引)は金融商品の一つとして定着してきているが、FXには、取扱業者が源泉徴収してくれる、株の特定口座のような仕組みがない。そのため、FX投資家は自分で確定申告する必要があり、税金の知識は欠かないが、取引所FXと店頭FXでは税率や申告方法が違うなど、複雑なものとなっている。

2009年からは、取引所FX業者だけでなく店頭FX業者にも支払調書の提出が義務づけられ、2010年の確定申告分から、税務署で投資家ごとのFXの損益を申告前に把握できるようになっている。

インヴァスト証券では2009年、取引所FXと店頭FX両方を取扱ってきた実績をもとに、FXの税金に特化した書籍『FX投資家のための賢い税金の本』を出版。2010年1月中旬に、その改訂版を発売する。

同社に寄せられた問い合わせをもとに、同社社員が著作編集。確定申告書の記入例も、2010年の申告用紙を使用している。2009年7月に開始した取引所FX「大証FX」や、最新金融商品「CFD」の税金も盛り込み、大幅にバージョンアップしている。