オリックス証券はこのほど、「オリックスFX/CFD」において、1月18日からロスカットルールを変更し、ロスカットが適用となる水準を保証金率25%から60%に引き上げると発表した。
2009年8月に改正交付された「金融商品取引業等に関する内閣府令」においては、外国為替保証金(証拠金)取引業者は、2010年2月1日までにロスカットルール(顧客の保証金が一定率を下回った場合にポジションを反対売買して決済する仕組み)を明確に定め、それを遵守することが求められている。
また、業界の自主規制団体の金融先物取引業協会も、これら法改正を受けてガイドラインを定めた。
オリックス証券では、最大レバレッジが保証金の100倍(保証金率は売買代金の1%)であることを考慮し、より安全な管理体制を整える必要性から、金先協会のガイドラインを参考に、ロスカットルールを変更することにした。
具体的には、「オリックスFX」「オリックスCFD」ともに、ロスカットルールが適用となる保証金率(全ポジションの必要保証金に対する実質保証金の率)を、2010年1月18日から、25%から60%に変更する。