東芝は12日、高精細12V型LEDバックライト液晶を搭載したポータブルタイプのDVDプレーヤー内蔵地上デジタル液晶テレビ「ポータロウ(SD-P12DT)」を2月10日に発売すると発表した。価格はオープンで、市場予想価格は5万円前後。
同社従来機種と比較して約35%の省エネを実現しており、付属のバッテリーパックを使用することで約4時間の連続再生が可能。加えて、DVDプレーヤーを内蔵しながら、本体の厚さ73mmというコンパクトボディのため、手軽に持ち運んで電源のない場所でも地上デジタル放送やDVDの視聴が楽しめるとのこと。最大5チャンネルを同時表示する番組表や、字幕放送にも対応している。ただし、地上デジタル放送の視聴にはアンテナの接続が必要で、データ放送や双方向機能には対応していない。
また、SDカードスロットが装備され、SDカードメモリーやCD-R / RWメディアに記録された、JPEG形式の静止画表示やMP3 / WMA形式の音楽再生機能も行える。
カラーはグロッシーブラックとポーラーホワイトの2色を展開。電源は、付属のリチウムイオンバッテリーパックとACアダプターを使用する。入出力端子は、AV入力小型端子(φ3.5mm)、AV出力小型端子(φ3.5mm)、ヘッドフォン端子、アンテナ入力端子を装備。本体サイズは342(W)mm×326(H)mm×73(D)mmで、バッテリーを含めた重量は2.8kg。