映画ドラえもん30周年記念作品『ドラえもん のび太の人魚海戦』のアフレコ収録が11日、都内にて行われ、テレビでもおなじみのレギュラー声優陣とゲスト出演者の真矢みき、ケンドーコバヤシ、温水洋一、さかなクンが一堂に会した。
M映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』声優としてゲスト出演する真矢みき。「タケコプターみたいなものが付いている外国の帽子があって、『なんだか飛べる気がする』と思って買ったことがあります」という、お茶目なエピソードを暴露した |
『ドラえもん のび太の人魚海戦』は、人魚の暮らす深海の世界が舞台。人魚族の姫・ソフィアと出会ったのび太たちは、人魚族に伝わる伝説の剣「人魚の剣」をめぐる人魚族とその敵・怪魚族との争いに巻き込まれていく。
本作で人魚族の女王・オンディーヌの声を演じ、ドラえもんと同じく2010年で芸能生活30周年を迎えたという真矢は「ドラえもんは老けなくていいですねえ……」と、遠い目をしてしみじみ。
ケンコバは、終始オーバーアクションでアフレコに臨んださかなクンに「この乾燥した季節にピョンピョン飛び跳ねるようなことを……。結構ほこりを出していたなあと」と苦言をポロリ。さらに、さかなクンとのこれまでの共演経験について、「スタジオで一緒になったときには、極力距離を置いていました」と、相変わらずの毒舌ぶりを披露した。また、さかなクンとの共演は今回が初めてという真矢もケンコバに乗じて、「(さかなクンと)距離を置いてました、ずっと」と冷たい一言。さかなクンは「そうだったんですかぁ! 」と切ない悲鳴を上げた。
怪魚族・トラギス役のケンコバ。ケンコバは、ドラえもんの道具の中では、指定した相手を転ばせてくれる「ころばし屋」が欲しいという。「飛び跳ねているさかなクンを転ばせて、飛び跳ねると危険ということを教えたい」(ケンコバ) |
人魚族・メジーナ博士役の温水は、久々の共演となるケンコバから「相変わらず萎れている」と言われ、その衝撃の一言に自身も思わず爆笑 |
また、この日は成人の日であったこともあり、真矢は自身の成人式当時を振り返り「ベリーショートで男役をやっていたので、男として成人式をして、女としてはしていない印象。それが、今ではこんなに立派に……」と感慨深げな面持ち。しかし、どうやら真矢はボケたつもりだったようで、真面目に聞いている取材陣に「あれ、笑うところなんですけど」と苦笑。すかさずケンコバは真矢に「一瞬、気を遣っちゃったんです」と返し、笑わせていた。