女優の米倉涼子が11日、東京・銀座の丸の内東映1で行われた主演映画『交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10000mの頭脳戦』(2月11日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台挨拶を行った。
同作は、テレビ朝日系で放送された、警視庁捜査一課特殊犯捜査班で犯人との交渉にあたる宇佐木玲子の活躍を描く刑事ドラマ『交渉人~THE NEGOTIATOR~』の劇場版。米倉演じる宇佐木が、ハイジャック犯と対決。激しいアクション・シーンが展開される。
舞台挨拶に立った米倉は「皆さまのたくさんの指示をいただいて映画化が実現しました!」と報告。「2カ月かけて撮影したので、思いがいっぱい詰まっています」と感無量な様子だった。同作は、陣内孝則、筧利夫ほか、柳葉敏郎、反町隆史、成宮寛貴ら豪華キャストが出演することから「イケメンばかりでうれしかったです(笑)」と笑顔を見せた。
また、スケールの大きい物語ゆえ、撮影も苦労が多かったらしく、米倉が、アクションシーンで「アザだらけになりました」と話すと、宇佐木の同僚の木崎を演じる筧利夫は「飛行機内のシーンでは、米倉さんと(松田秀知)監督が対立することもありましたね。どちらの意見も正しいと思ったので、その場にいたエキストラの皆さんに拍手をしていただき、拍手が大きかったほうを採用したんです」と明かし、宇佐木の上司・桐沢を演じる陣内孝則も「ハイジャックがテーマなんで、空港が場所をなかなか貸してくれなかった。交渉に交渉を重ねたんです(笑)」と制作秘話を語った。
舞台挨拶終了後の会見では、筧のテンションがヒートアップ。「米倉さんといつキスしてやろうかと思っていました。続編が決まったらキスします(笑)」と告白し、さすがの米倉も苦笑い。たまらず「も~! なんとか言って下さいよ」と陣内に助けを求めるも、陣内は「私はSEXします(笑)」とワルノリ発言し、会場は大爆笑。米倉は、終始苦笑いしっぱなしだった。