エミレーツ航空は、7月1日からドバイ-チェコ共和国・プラハへの直行便を就航する。チェコへの就航により、エミレーツが2010年、就航する新規路線は、3月28日のドバイ-成田便、5月1日のドバイ-アムステルダム便を含む3路線となる。

エミレーツ航空機体イメージ

ドバイからプラハ行きのEK 139便は10時30分にドバイを出発し、約6時間のフライトの後、14時50分にプラハに到着。帰航便のプラハからドバイ行きのEK 140便は、16時20分にプラハを出発し翌日0時15分にドバイに到着する。また、同路線へは、座席数278席(ビジネスクラス27席、エコノミークラス251席)2クラス制のエアバスA330型機が導入される予定だ。

エミレーツ航空およびエミレーツ・グループの会長兼最高経営責任者であるシェイク・アハメッド氏は、「当社は既に世界6大陸100都市以上へ路線ネットワークを拡大していますが、ヨーロッパの人気観光地であり、新興市場であるプラハを、ヨーロッパでの24番目の就航都市として当社の路線ネットワークに加えることを強く希望していました。これまでは、チェコ共和国への渡航は、ウィーンなどの近隣都市を経由する路線が一般的でしたが、今回のプラハとドバイ間の直行便就航により、プラハからアジア地域への短時間での乗り継ぎが可能となり、旅行者の皆様へ更なる選択肢を提供することが出来ます」と話している。

なお同社では、今後も発注済み航空機の納入に伴い、さらなる新規路線の拡大および既存路線の増便を予定している。