アイ・オー・データ機器は、BS・110度CSにも対応した据え置き型のデジタルハイビジョンチューナー「HVT-BCT300」を発表した。アナログRGB出力に対応しているため、デジタル放送非対応のテレビに接続できるほか、HDMI端子での接続も行える。出荷開始は、2010年2月中旬の予定で、標準価格は26,400円(税別)となっている。
本体自体にはハードディスクは内蔵していないが、前面と背面にあるUSBで外付けハードディスクを接続すれば、録画を行うこともできる。
前面には、SDスロットも装備しており、デジカメ写真やデジタルビデオカメラの映像をテレビで再生したり、外付けハードディスクに保存することが可能だ。
100BASE-TXのLANポートを2つ備えており、ネットワーク上のPCに保存された動画やDTCP-IP対応のHDDレコーダ番組をテレビで再生することもできる。
対応している動画フォーマットは、WMV9(VC-1)、MPEG-2 PS、MPEG-2 TS、MPEG-4 ASP、H.264(MPEG-4 AVC)、AVCHD、Xvid。
前面のインタフェース。USB×1、SDスロット×1、B-CASカードスロット |
背面のインタフェース。アンテナ入出力(地上デジタル、BS)、HDMI出力×1、アナログ映像音声出力×1、光デジタル出力×1、USB×1、外部IR入力×1、LAN×2 |
また、2010年3月には、インターネット経由のハイビジョンのビデオオンデマンドにも対応する予定だ。