米Intelは4日、「Atom N270」と「Atom Z500」の製造を終了することを明らかにした。発注が可能なのは、N270が5月7日、Z500が6月4日まで。メーカー各社はそれ以降、他のモデルに移行する必要がある。
N270(1.6GHz)とZ500(800MHz)はともに第1世代のAtomで、それぞれDiamondville、Silverthorneというコードネームで呼ばれていた。N270はネットブック向け、Z500はMID(Mobile Internet Device)向けのプロセッサであり、このほか、ネットトップ向けのラインナップもある。
昨年12月、同社はグラフィックスとメモリコントローラを統合させた次世代Atom(コードネーム:Pineview)を発表した。今回、N270/Z500以外の第1世代Atomについてのアナウンスは特になかったが、同社はN450/D510/D410などの新型Atomへの移行を早急に進めるものと見られている。