平成22年 年頭所感
新年明けまして、おめでとうございます。
米国サブプライム問題を発端にスタートした世界経済の変調は、2009年も世界規模での信用収縮・金融不況の様相を呈しました。日本の国内経済は世界不況による外需の低迷と過剰な生産設備の影響で、著名企業の業績下方修正や上場企業の倒産が過去最大となりました。しかし米国経済はダウ平均株価の持ち直しやGM・クライスラー問題の決着もあり最悪期は脱出。中国など新興国の経済活動も復活しつつあります。日本では製造業の操業率も改善しています。政権交代の影響やデフレ再発の懸念はあるも、国内経済に漸く燭光が見えてきました。
コスト削減と生産性向上に繋がるIT投資は各企業にとって必須であり、企業のIT投資意欲は高いと考えています。環境問題やWindows7、 Windows Server 2008の本格化、WiMAXほかIPv6など通信環境の変化と、お客様のニーズを的確に把握し、大塚商会ならではの総合提案を推進してまいりたいと思います。
当社は、ワンストップソリューションとワンストップサポートを強化し、今年のスローガン「ITでお客様の信頼に応え、オフィスを元気にする」を実現したい。LED照明や新商材を活かし、ミッションステートメントの理想に向け夢のある大塚商会を目指して前進し、社会から支持され、お客様・株主様からの期待に応えるべく努力してまいります。
今年もよろしくお願いいたします。