2010年 年頭所感
明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年中は、格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございました。
さて、2010年のIT市場は、回復基調にはなく、さらに厳しくなると見ております。不透明で厳しい市場環境の中では、『スピード第一』で経営体質を強化することが重要ではないでしょうか。
本年は、東芝ソリューショングループとして更なる構造改革による利益体質強化を推進すると共に、新たなマーケットを開拓するためのポテンシャルを追求し、市場のニーズにあったソリューションを提供していきます。
特に、社会インフラ関連でのIT構築の経験と実績を強みとして、"『人』と『技術』と『サポート』の東芝ソリューション"として、市場のニーズに応えていきます。
具体的には、市場競争力のある各種業種・業務・プラットフォーム・組込み分野における自製ソリュ-ションの継続強化を進めると共に、スマ-トグリッド、燃料電池、二次電池(SCiB)などの東芝注力事業にも取り組んでいきます。また、クラウド、グリ-ンIT、IT技術を活用した情報管理分野や運用ビジネスなどの成長分野においても強みを発揮していきたいと思います。
当然のことながら、企業が成長するためには、そこで働く社員の働き甲斐や満足度も重要なファクターであり、人を財産とする東芝ソリューショングループとして、ダイバーシティ活動や、社会貢献活動、ワ-ク・ライフ・バランスなどにも継続して取り組んでまいります。
2010年は、『あくなきポテンシャルの追求』をキーワードに、発想を転換し、知恵と工夫を凝らし、東芝の"ものづくりのDNA"による潜在力を発揮していきます。そして、お客様の琴線に触れる提案により、高い評価と信頼を得られる1年としていきたいと思います。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。