FXCMジャパンは28日、取引システム「FX Trading Station 2.0」において、2010年1月4日から、『CFDプライス』の提供を開始すると発表した。
CFDプライスとは、Forex Capital Markets(米国FXCM)が提供するCFD(差金決済取引)取引サービスにおける価格情報。同プライスは、「米国FXCMが提供するCFD取引サービスで対象とする、株式指数や原油など商品価格と同様の動きを示すといえる」(FXCMジャパン)。
一般に為替市場は、各国経済の基礎的要因(ファンダメンタルズ)だけでなく、株式や商品など他金融市場の動向によっても左右される。
CFDプライスが取引システム「FX Trading Station 2.0」で提示されることで、「顧客はCFDプライスを容易に取得することが可能になり、CFDプライスをFXの取引の参考情報として活用することが可能となる」(FXCMジャパン)。
CFDプライスは、FX Trading Station 2.0に実装されているMarket Scopeチャートでも提示。これにより、顧客は同じチャートにおいて、為替レートとCFDプライスを同時に提示・比較することが可能となる。Market Scopeチャートから発注することもできるため、「CFDプライスも参考情報としながら、FX取引のチャンスをいち早く生かすことも可能になる」(同社)。
なお、CFDプライスは、取引システムFX Trading Station 2.0のデモトレード口座およびFX system selector(愛称 : らくちんFX)では提供しない。