クリプトン・フューチャー・メディアは、ソフト音源を多用した音楽制作において快適な環境を提供するVienna Symphonic Library社製次世代型ミックス&ホストツール「VIENNA ENSEMBLE PRO」を発売した。価格はオープンプライスで、市場価格は2万9,400円前後。

同ソフトは、サードパーティ製VSTi / AUホスティング(マルチアウト対応)や、DAWソフトウェア並のミキシング&ルーティングが行えるホストツールだ。同社エピックオーケストラ・ライブラリも付属する

同ソフトは、同社VIENNA ENSEMBLEをさらに強化し、 サードパーティー製VST/AUプラグインに対応したほか、Windows/MacOSXでの64bit環境を完全サポートした新しいホストツール。ロードされたプラグインのサンプルの状態が保たれる"プリザーブ"や、ネットワークによる分散処理など先進的な機能を装備し、ソフトウェア音源を多用した音楽制作においてより便利で快適な環境を実現する。なお、複数のコンピュータを利用する場合には、ギガビットイーサネット(LAN)と、ひとつのUSB eLicenser(Vienna Keyなど)があれば、スレーブ側にオーディオ/MIDIインタフェースなどは必要ないとのこと。旧バージョンのVienna Ensembleテンプレートの読み込みや、複数のテンプレートの結合も可能となっている。