年末の大掃除のリミットもあとわずか。「年末ぐらいは……」と妻の掃除を手伝う人も多いようだ。ダスキンが11月に発表した「年末大掃除の意識・実態調査」によると、2008年の大掃除で、妻の手伝いをした夫の割合は65.9%。夫が思っているより、妻は夫の掃除に満足しているという結果も。夫の大掃除参加は夫婦仲にそれなりの"効果"があるようだ。

調査は今年の1月27~30日に、全国の20~69歳の男女を対象にインターネットで実施。7,628のサンプルが集まった(既婚者は5,111サンプル)。昨年末に大掃除を実施した既婚女性に夫が手伝ったかどうかを聞いたところ「手伝ってくれた」と回答したのは65.9%。大掃除を手伝ったという既婚男性のうち「今回の大掃除に対する取り組みに、妻は満足していると思う」と答えたのが19.5%だったのに対し、「夫の取り組みに満足した」と答えた女性は29.6%と約10ポイントも高かった。夫側が思っているよりは、妻は夫の掃除ぶりに満足していることがいえそうだ。

大掃除をしなかった人にその理由を聞いたところ「掃除が苦手だから」と答えた女性は24.2%。男性は17.6%で、意外にも女性の方が掃除への苦手意識が強いという結果に。ちなみに「家族に掃除してほしい場所」として一番多くの女性が選んだのは「窓・網戸」で17.7%。次は「レンジフード・換気扇」の16.3%だった。女性が苦手な「(屋外で)寒い場所」や、「高い場所」を率先して掃除すれば、夫の評価はグッとアップするかも―。