ダイハツ工業は、軽乗用車「タント」(含むカスタム)の改良を実施し発売した。価格は108万5000円から174万1000円。また、「ムーヴ」「ムーヴ コンテ」においても、グレード体系を見直し、新グレードを追加した。価格は104万円から168万1000円。
タントは軽自動車最大(ダイハツ調べ)の室内空間や、ピラーをなくしたことによる使い勝手の良さなどで支持を集め、月間平均で10,000台以上を販売している(2009年1月~11月)。今回の改良では、エンジン制御の最適化を実施し、NA(自然吸気)かつCVTの2WD車はエコカー減税に適合した(50%減税)。
同時に、福祉車両「フレンドシップシリーズ」の「タント ウェルカムシート」「タント スローパー」もベース車と同様の仕様見直しが行なわれた。価格は149万9000円から173万9000円(非課税)。
ムーヴ、ムーヴ コンテは、好評のCVTを搭載しながらも価格を抑えた「X "Special"」などの新グレードを設定した。