クラシック音楽専門チャンネル「クラシカ・ジャパン」は、2010年1月1日に新春特別企画として『クラシカラウンジ#90 アリス=紗良・オット、ショパンを弾く』(12:00~12:30)を放送する。
アリス=紗良・オットは、1988年生まれで日本人の母、ドイツ人の父を持つピアニスト。2004年にイタリア・ピエネロ・デルヴァルティドーネ国際コンクールにおいて史上最高得点で優勝するなど、世界的に注目されている。2009年秋に『ショパン:ワルツ全集』、2010年1月に『チャイコフスキー&リスト:ピアノ協奏曲第1番』と、立て続けにCDをリリース、2010年1月3日にはドキュメンタリー番組『情熱大陸』(毎日放送・TBS系)への出演も果たす。現在は、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学でカール=ハインツ・ケマリンクに師事している。
番組ではアリスが、来年で生誕200年を迎えるショパンのワルツ4曲を披露するほか、日本語インタビューの模様も放送。日本とドイツ、2つの文化の間で育ち、ショパンの音楽は「特別な意味を持つ」というアリスが「自分には音楽があったので、音楽を通して(各国へ行くと)、どの国でもあたたかく迎えられて……音楽が助けてくれたんですね。ショパンもそうだったのでは? と思いますし、深い愛着を感じます」とショパンへの思いを語るなど、アリスの魅力が詰まった内容になっている。
『クラシカ・ラウンジ#90 アリス=紗良・オット、ショパンを弾く』は、2010年1月1日(12:00~12:30)放送。なお、1月3~9日の期間でリピート放送も行われる。番組の詳細・視聴方法等は公式サイトを参照。