タレントのはるな愛が23日、都内で行われた映画『ラブリーボーン』(1月29日公開)の試写イベントに出席し、初キスの思い出を胸に号泣した。14歳で命を奪われた少女が、天国から残された家族や初恋の相手に思いを必死で伝えようとする同作にちなみ、会場には現役女子高生150人が集合。はるなと"天国に行っても叶えたいこと"を本音で語り合った。

映画『ラブリーボーン』の試写イベントに出席し、感極まって涙するはるな愛

ヒロインの少女が生前に叶わなかった恋人との初キスを叶えるシーンに、自身を重ね合わせ号泣したというはるなは、女子高生たちから「聞きた~い!」とせがまれて初キスの思い出を披露。「中学2年生のときにサッカー部の男の子と。女の子じゃないよ(笑)。違う学校の学園祭に遊びに行って、帰り道でチューしました」と明かすが、「あっ、違った。それは2回目でした(笑)」とすぐに撤回し、「一回目は少年野球の夏合宿で、枕投げしたときに布団の中に好きな男の子と閉じ込められちゃって"チュッ"てした」と照れ笑い。

そんな淡い思い出がいっぱいのはるなだが、最近のキスの思い出は今年の秋だそうで、「(彼とは)初キスしたデートが最後でした。片思いだったので別れましたけどね。クリスマスはひとりぼっちかも……。お仕事して、(経営する)お店でお客さんと狂い飲みかな(笑)」と、寂しさを募らせていた。

「こうしてる間も時間はどんどん過ぎて、人生の大切な時間を過ごしてる。今しかないから絶対に後悔しないでほしい。絶対に夢は叶うなら諦めないで」と女子高生たちにエールを送ったはるな。「この映画に出会えて、こんなに良かったと思えることはなかった。原点の気持ちに戻れるいい機会なので、是非、この映画を観て身近な人に愛を伝えてほしい」と、感極まって涙ながらに訴えていた。

歌手志望だという女子高生とのトークでは、天国に行ったら"自分の歌を家族に届けたい"という彼女に、「ここで歌を聴かせてほしい」とむちゃぶりしていた

映画を観て"愛"を感じたというはるなは「生きているうちに、愛する人に、ちゃんと感謝と愛してることを伝えたい」と何度も涙を流した

映画『ラブリーボーン』は、2010年1月29日より丸の内ピカデリーほかにて全国ロードショー