米国時間の21日、米Dellが新世代Atomプロセッサ「N450」(1.66GHz)を搭載したミニノートPCを発表した。

新世代Atomプラットフォームは、CPUにグラフィックス機能とメモリコントローラが統合されており、搭載PCが従来よりも効率的に動作する。Dellはフットプリントの小さな同CPUの特徴を活かして「Inspiron Mini 10」のデザインを刷新した。汚れにくいパームレスト、スカルプト・キーを採用。Intelの新世代Atomプラットフォームのビデオでは、ファンレスデザインのミニノートPCとして紹介されている。

「Dell Inspiron Mini 10」

標準構成は、CPUがAtom N450、1GBのDDR2メモリ(800MHz)、10.1インチ・ディスプレイ(最大1024×600)、160GB/250GB HDD、無線LAN(802.11 b/g)、10/100 LANなど。またHDディスプレイ(同1366×768)、Bluetooth、Mobile Broadband、HDTVチューナー、GPSなどのオプションが用意される。3セル/ 6セルバッテリの選択が可能で、3セルバッテリでの重量は2.75 - 3.1ポンド(1.25-1.41キロ)。6セルでは最長9.5時間の長いバッテリ駆動が可能だ。なおバッテリが"integrated"となっており、内蔵型になる可能性が高い。

OSはWindows 7 Starter/ Home、さらにUbuntuのオプションが追加される。価格は299ドルから。2010年1月前半に発売開始される。

左右側面