マスタードシードは、Antec製PCケースの新製品として、ゲーミングPC向けATXタワーケース「Two Hundred S」を発表した。性能要求の厳しいゲーミングPC向けのケースながら、エントリーユーザーをターゲットに機能を絞り価格を抑えた。発売日は12月22日。価格はオープンだが、店頭予想価格は7,000円前後。

「Two Hundred S」

Antec製PCケースの特徴である冷却性や扱いやすさは確保されており、コストパフォーマンスの高さが特徴の製品。本体カラーリングは、シルバーを基調にブラックを組み合わせた凝ったものに仕上がっている。ホットスワップ可能な2.5型SATAドライブベイ、CPUクーラーの交換を容易にするCPUカットアウト機構、フロント部のメッシュ仕様によるエアインテークの確保など、機能面も充実している。

マザーボードベースのCPU設置部分を切り抜き、ネジ留CPUクーラーの換装も容易にするCPUカットアウト機構

主な仕様は、対応マザーボード規格はATX/マイクロATX/Mini-ITX。電源ユニットは非搭載で、対応電源はATX。ベイ数は5.25インチ×3、3.5インチシャドウ×6、2.5インチシャドウ×1、2.5インチSATA HDDホットスワップ×1。拡張スロットは7基対応。

冷却ファンはリアに120mm TwoCoolファン×1、トップに140mm TwoCoolファン×1で、別途フロントに120mmファン×2、サイドに120mmファン×1を追加可能。本体材質はSECC。本体サイズはW200×D470×H450mmで、重量は6.3kg。フロントI/OはUSB 2.0×2ポート、オーディオ入出力。

あわせて同社では、「ゲーム生活応援キャンペーン」と称して、抽選でゲーミングデバイスなどをプレゼントする「Two Hundred S」発売記念キャンペーンを開催する。キャンペーン詳細は同社特設サイト(リンクはこちら)で12月22日に公開される予定だ。