独BMW AGは、2010年1月16日からデトロイト(米国)で開催される北米国際自動車ショーに、4輪駆動、オープンボディの「MINI Beachcomber Concept」(ミニ・ビーチコマー・コンセプト)を出展すると発表した。
MINI Beachcomber Conceptは、オープンボディ・コンセプトによる4シーターモデル。フルタイム四輪駆動システムと、可変インテリアを特徴にしている。これは1960年代発売され、人気を博した「Mini Moke」(ミニ・モーク)の現代版といえるもので、ラジエーターグリルにもそのディテールが活かされている。
四輪駆動システムと堅牢なボディを持ち、全長約4mに抑えられている。転倒時の安全性についても、強化されたAピラーと剛性の高いDピラーバー、車両後部に組み込まれた横方向サポートエレメントで、極限的な状況にも耐え得るとしている。
たっぷりとしたサスペンションストロークと大きな軽量アロイホイールによって、高い乗車位置や車高を確保。しかしシートクッションと同じ高さにまで切り下げられたサイドシルによって、シートへのアクセスを極容易にしている。また、悪天候時にはソフトルーフや軽量ドアが短時間で装着できる。