環境に優しい交通手段である三輪自転車タクシー「ベロタクシー」を、ご存知だろうか? 今回は、シャンパンゴールドLEDでライトアップされた丸の内を走る"光るベロタクシー"を紹介する。

グリーン電力を使ったエコ結びベロタクシーは、赤と白のLEDが目印。プレ走行中は、ドライバーに声をかけて空車であればその場にて無料で乗車可能だ

20日まで丸の内をプレ走行中なのが、赤と白のLEDで装飾された「エコ結びベロタクシー」。21日から25日までの期間は、サンタクロースに扮したドライバーが「ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル2009」-「丸の内イルミネーション2009」-「光都東京・LIGHTOPIA 2009」というイルミネーション遊覧コース(40分)に誘ってくれる。乗車賃は無料だが、21日からの乗車には、SuicaもしくはPASMOが必要だ。

「エコ結び」ライトも。期間中は、2台のエコ結び仕様イルミネーションベロタクシーが用意される

なぜ、SuicaやPASMOが必要なのか? それは、この無料走行が、大手町・丸の内・有楽町エリア版エコポイント「エコ結び」のイルミネーションキャンペーンの一環だから。エコ結びとは、加盟店舗にてSuica・PASMOで支払った代金の1%が「エコ結び基金」となり、環境保護・環境貢献プロジェクトの支援などに使われるほか、100円につき1ポイントたまる「エコ結びポイント」が環境配慮型商品などと交換できるシステム。

東京国際フォーラム Bブロック皇居側に21日より設置される、ベロタクシーの乗降ステーションでは、エコ結びの仮登録・仮ポイントの発行を行うほか、くじ引きにも参加できるなど、東京観光がてら環境保護活動にも関われる一石二鳥のイベントとなっている。