外為どっとコムは18日、顧客から預った資産を同社の資産と区分して信託銀行に信託する「セーフティーネクスト」について、受託銀行を住友信託銀行から野村信託銀行に変更するとともに、これまで住友信託銀行と行っていたカバー取引についても変更すると発表した。

住友信託銀行から野村信託銀行へ信託保全の移行期間は、2010年1月18日~20日となっている。また、カバー先金融機関については、2010年1月18日をもって、住友信託銀行からシティバンクNA、野村證券などの日本および欧米の金融機関11社へと変更する。

外為どっとコムでは、「今回のカバー先および信託銀行の変更によって、信託保全のスキーム自体に変更はなく、これまで同様に保証金だけでなく、ポジションの評価損益や未実現スワップポイント、さらに外貨資産や為替取引によって実現した損益も保全される」としている。