NTTドコモは18日、同社の子会社であるDPCの株式をグリッド マークへ譲渡することを決定したと発表した。
DPCは、グリッドオンプット技術を活用したモバイル向けサービス・デバイスの企画・開発・販売や、ドットコード管理サーバの開発・運営、認証情報の発行・管理等の事業を行っている会社。発行済株式は9,500株あり、これまで、NTTドコモが63.2%、グリッド マークが36.8%を保有していた。
NTTドコモは、「市場環境の変化に対応した新たな戦略での事業展開に向けて、保有しているDPCの全株をグリッド マークへ譲渡することに合意した」といい、12月中に譲渡を完了する予定とのこと。また、「DPCの株式譲渡に伴うドコモ連結および単独業績に与える影響は軽微であり、2009年度の通期連結および単独業績予想への影響は無い」(NTTドコモ)としている。