オリンパスイメージングは17日、ラジオサーバー「PJ-10」を発表した。発売は1月下旬を予定している。価格はオープンで、同社のショッピングサイトでの販売価格は1万9,800円。
ラジオサーバーは、AM/FM/TV音声(アナログ)チューナーにICレコーダーを組み合わせたような製品。もちろん、内蔵されているチューナーの音声はリアルタイムに聞くことも可能だが、どちらかというと、放送を、録り貯めておいて、好きなときに聞くというのがメインの使い方になる。最大20件の予約録音が可能で、録音された番組はカレンダーや放送局名から検索して再生することが可能だ。
製品には、AM/FM/TV用のアンテナを接続するためのアンテナステーションが付属。クリアな受信と録音をサポートする。現在住んでいる地域を指定するだけで、その地域で受信可能な放送局が自動的にプリセットされる。
同社では、従来より据え置きタイプのラジオサーバーをリリースしていたが、PJ-10は、55.5(W)×103.8(H)×19.1(D)mmという、持ち運びに便利なサイズ。なお、従来機では32GBだった内蔵メモリーは、2GBとかなり少なくなっている。録音フォーマットはMP3(128kbps/54kbps)/WMA(32kbps)が利用でき、128kbpsのMP3形式の場合、最大34時間程度の録音が可能だ。もちろん、ICレコーダーとしても利用可能で(マイク内蔵)、再生時には、50%~200%の速度コントロール、聞き直し機能、リピート再生などが使用可能だ。メモリーの容量は少なくなっているが、USBポート経由で録音したファイルをPCに移動可能なので、よほどヘビーな使い型をしなければ、不足するということにはならないだろう。
電源は単4形電池×2で、アルカリ電池を使用した場合の連続再生時間は、26時間となっている。