トレイダーズ証券は16日、同社が提供するFX取引システム「TRADERS FX」における区分管理方法を、三菱UFJ信託銀行における金銭信託に一本化したと発表した。
金銭信託した顧客の資産は、トレイダーズ証券が破綻した場合であっても保全される。また、受託銀行が破綻した場合でも、信託法により、受託銀行固有の財産から切り離して取り扱われるため、信託財産として保全される。
区分管理の対象となる顧客資産は、顧客から預託を受けた証拠金、日々の値洗いによって生じる未決済損益、既決済の実現予定損益及び未決済・既決済のスワップ損益を含めた金銭の合計額となっている。
ただし、信託保全は取引の元本を保証するものではなく、急激な為替の変動により、顧客が預託した資金以上の損失が発生するリスクなどがある。