12月17日、ついに発売日を迎えた『FINAL FANTASY XIII (ファイナルファンタジー サーティーン)』だが、東京・渋谷の「SHIBUYA TSUTAYA」では、発売記念カウントダウンイベントが開催され、スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏をはじめ、プロデューサーの北瀬佳範氏、テーマソングを歌う菅原紗由理、そのほか優木まおみ、高橋愛(モーニング娘。)、小沢一敬 (スピードワゴン)らが、会場に駆けつけた。
今回行われた「発売記念カウントダウンイベント」には、購入者限定で、先着100名のファンが参加。先着300名には『FINAL FANTASY XIII』発売記念飲料「エリクサー」がプレゼントされるということもあって、早朝6時35分からのイベントにも関わらず、多数のファンが集まった。
まずイベントは『FINAL FANTASY XIII』のテーマソング「君がいるから」を歌う菅原紗由理によるミニライブからスタート。ステージに登場した菅原紗由理は、キーボードとバイオリンなどによる弦楽器をバックに、堂々と「君がいるから」歌い上げ、来場者を魅了した。
ミニライブに続いては、和田洋一社長が登場し、まずは「大変お待たせいたしました」と挨拶。「先週まではテロリストと戦っておりましたが、今週は優しい気持ちになって世界を救おうと思います」と会場を沸かせつつ、『FINAL FANTASY XIII』の初期出荷が180万本を突破したことを発表し、『200(万本)の大台にのせていきたい』と力強く語った。
和田社長の挨拶に続いては、『FINAL FANATSY XIII』の発売を心待ちにしていたという、モーニング娘。の高橋愛、優木まおみ、スピードワゴンの小沢一敬の3人がステージに。
「小さい頃はゲームを買ってもらえなかったので、大人になってからゲームをやりはじめた」という優木に対して、両親が『IV』をやっていたのを横で観ながら育ったというモーニング娘。の高橋愛は「実際に自分でプレイしたのはプレイステーションになった『VII』から。一番好きなのは『X』です」。一方、第一作からプレイしているというスピードワゴンの小沢は、「若い頃、将来の就職先の希望は『神羅カンパニー』でした。それぐらい好きでした」と語り、会場の笑いを誘った。
続いてステージには、『FINAL FANTASY XIII』の生みの親ともいえる、開発担当プロデューサーの北瀬佳範氏が登場。「前作から3年と9カ月。開発期間でいうと5年以上かかっています。その間に1,000人近くのスタッフが関わっており、その1,000人の結晶が発売日を迎えることができてとてもうれしい」と語る北瀬氏に、スピードワゴンの小沢は、「3年9カ月というのはけっこうな期間ですよね。僕の身近な相方の結婚生活はそこまでもたなかったですけど……」とちょっぴり切ない話を……。
『FINAL FANTASY XIII』のポイントについて北瀬氏は、「ファイナルファンタジーシリーズは魅力的な世界観とキャラクターたちが織り成すドラマという部分が一番の観どころになりますが、今回はプレイステーション 3での発売ということで、表情をすごく細かく表現できるハードになっているので、よりファイナルファンタジーの魅力を引き出せていると思います」と語った。
気になるキャラクターや召喚獣の話題で盛り上がったあとは、いよいよ午前7時からの発売開始に向けたカウントダウン。今回は『FINAL FANTASY XIII』の発売にちなんで、13秒前からのカウントダウンとなった。カウントダウンのあとは、最初の購入者に、和田社長がソフトを直接手渡しし、イベントの幕を閉じた。
ゲームタイトル | FINAL FANTASY XIII (ファイナルファンタジー サーティーン) |
---|---|
対応機種 | プレイステーション 3 |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2009年12月17日 |
価格 | 9,240円 |
B (12才以上対象) |
(C)2009 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA |