今年、最も輝いた男性著名人に贈られる「GQ Men of the Year 2009」(コンデナスト・ジャパン主催)の授賞式が16日に都内で行われ、受賞した笑福亭鶴瓶、三谷幸喜、櫻井翔らが出席。また、プレゼンターとして、黒木メイサも登場した。
『GQ JAPAN』の女神(GQ JAPAN MUSE)としてプレゼンターを務めた黒木は、「このような形で皆さんにお会いできるのが凄く嬉しいです」と、受賞者らを祝福。三谷は、身を乗り出すようにして同じステージに立っている黒木をウットリと眺めていた。その三谷は「GQ Men of the Yearとノーベル賞は昔からの夢でした。ノーベル賞以上に嬉しい」と述べ、会場の笑いを誘った。また、オリジナルミュージカル『TALK LIKE SINGING』を国内に先駆けてオフ・ブロードウェイで上演し好評を博したことについて、「英語の台詞でニューヨークの人を笑わせることができたというのは、1つの大きな自信になりましたし、笑いには国境が無いということを改めて感じました」と世界への手ごたえを語った。
『ディア・ドクター』で映画初主演を務めた鶴瓶は、「三谷さんとも言ってたんですけど、こんなん貰えるて、すごいですよね。今でも信じられないです」としみじみ。「噺家も喜んでると思いますよ。昨日、大阪の繁盛亭いう所で寄席に出てたんですけど、そこでちょっと言いたかったですね」と受賞の喜びをかみ締めた。
受賞について、鶴瓶は「2009年の1番ええ男なんでしょ? 」と満面の笑み |
三谷は「GQ Men of the Yearとノーベル賞を貰うのは夢でした。今回の受賞はノーベル賞以上に嬉しい」と述べ、会場の笑いを誘った |
また、今年1年を振り返った感想を聞かれると、三谷は「2009年は僕たち嵐にとって……」とボケ、隣の鶴瓶は「すいません、ちょっと席替わってもらえませんかね。さっきからつついてきたりとか、子供みたいなことしたはりますんや」と呆れ顔。気を取り直し鶴瓶が「皆さんに寄席や映画を愛していただき、自分のやりたいことができた1年でした」と真面目なコメントで締めくくり、「こういう大人の挨拶せな」と三谷に得意げにレクチャーした。ところが、三谷は「今の面白くなかった」とボソリ。鶴瓶は「面白いこと言うんやったら、こっから1時間くらいしゃべろか!」と三谷に対抗するなど、掛け合いで会場を沸かせた。