AOSテクノロジーズは、企業/官庁や個人のPC廃棄、再利用時にデータを消去するデータ完全抹消ソフト「ターミネータ9.0 plus データ完全抹消」を18日より価格8,190円で発売する。対応OSは、Windows XP / Vista / 7、およびServer2003 / 2008。

「ターミネータ9.0 plus データ完全抹消」

製品は企業や個人PCの廃棄時などにクレジットカードの暗証番号、オンラインバンクの情報などを含む個人情報や顧客情報などを含む企業の機密情報などを完全に消去するためのデータ完全抹消ソフト。削除やフォーマット(初期化)といった操作では完全に消去できない致命的なデータを8段階の末梢法式(ゼロ書込み方式/乱数書込み方式/乱数+ゼロ書込み方式/米国国家安全保障局(NSA)/米国国防省(DoD5220.22-M)/北大西洋条約機構(NATO)方式)/Gutmann方式)で消去する。

新バージョンでは、中古情報機器協会(RITEA)認定の抹消レポートを出力、情報漏洩対策ガイドラインに従った型番/製造番号/ハードウェア情報などを抹消レポートに記録する。新機能として、ノートPCやネットブックなどCD-ROMドライブがないPCでもUSBメモリから起動して抹消できる「USBメモリ作成機能」、複数台のハードディスクを同時に抹消し、大幅な抹消時間削減時間を実現する「複数HDD同時抹消機能」、リカバリ領域を残したままドライブごとに抹消、既存のOSを生かしたままデータを消去する機能なども搭載されている。