フェンリルは16日、同社Webブラウザ「Sleipnir」の最新版となる「Sleipnir 2.9.2」をリリース、同社Webサイトからダウンロードできる。対応OSは、Windows 98 / 98SE / Me / 2000 / XP / Vista / 7。

「Sleipnir」はフェンリルが開発する国産Webブラウザ。Tridentエンジンをベースに崩れないWebサイト閲覧、安定したブラウジングを可能にするほか、デザインやスキンなどのほか安定したプラグインによるカスタマイズも可能。プラグインは同社Webサイトで公開されている。

今回公開された「Sleipnir 2.9.2」では、Windows 7の新機能"Aero Peek"へ対応。タスクバーのアイコンにカーソルをあてるだけで開いているタブごとにサムネイルが横並びに表示され、複数タブでのブラウジングが常態化しているヘビーユーザーにも重宝される。

Windows 7 新機能"Aero Peek"での「Sleipnir 2.9.2」

そのほか、アドレスバーと検索バーのデザインを刷新、視認性の良いデザインへと改良したほかSSL認証ページ閲覧中はアドレスバーをグリーンに変化させるなどWebページのセキュリティ対応確認にも配慮。不要な処理の削減による動作の高速化、不具合修正なども図られている。