大阪証券取引所は15日、株価指数先物・オプション取引について、市場の利便性向上・価格形成の円滑化の観点から、取引時間の延長などを行うことに関して、パブリックコメントの募集を行うことにしたと発表した。
大阪証券取引所の案では、株価指数先物・オプション取引について、現在午後4時30分から午後8時まで取引しているイブニング・セッション(夜間取引)の取引時間を、午後11時30分までに延長する。
また、価格形成の円滑化の観点から、日経225先物取引(従来商品 : Large取引)の呼値の単位を、10円から5円に縮小するとともに、日経225オプション取引のプレミアム1,000円超水準における呼値の単位を、10円から5円に縮小するとしている。
取引時間の延長については、2010年春ごろをめどに実施することとし、呼値の単位の縮小については、2010年6月14日から実施するとしている。
パブリックコメントの募集期間は、2009年12月15日~2010年1月5日となっている。