金融先物取引業協会は14日、店頭外国為替証拠金取引(FX)の2009年11月の取引高と売建玉・買建玉の月末残高の速報値を発表した。
2009年11月の速報値は、金融先物取引業協会の参加会員61社からのデータをもとにしている。これによると、2009年11月の全通貨ペアの円建て取引金額は、前月比12.0%減の150兆6,648億円だった。
また、2009年11月末の売建玉は前月末比8.2%減の6,510億円、買建玉は同3.2%増2兆925億円。円売建玉から円買建玉を差し引いたネットの円の売建額である「円キャリー額」は、同12.6%増の1兆4,605億円だった。
なお、上記速報値のデータを提供した61社による2009年度第2四半期(2009年7月~9月)の全会員の取引金額に対する割合は96.8%、同じく建玉に対する割合は95.3%だった。