マスターカード・ワールドワイドはこのほど、アジア/太平洋、中東、アフリカの主要24カ国の消費者1万623人を対象に「今後半年間に行きたい渡航先」についての調査を実施し、その結果を発表した。同調査は10月1日~11月9日の期間に対面や電話によるインタビュー、およびインターネット上で行われた。回答は複数回答方式。
日本の回答者に最も人気があった渡航先は「米国」(27%)。次いで「韓国」(26%)、「オーストラリア」(22%)、「タイ」(16%)、「香港」(14%)と続き、上位5位のうち4カ所をアジア・太平洋地域の渡航先が占めた。
アジア/太平洋地域の回答者の中で最も人気が高かった渡航先は「日本」で25%。続いて2位には同率で「オーストラリア」と「中国」(共に22%)が入り、上位10位のうち8カ所で同じ地域内の渡航先がランクインする結果となった。
中東地域の回答者の間で人気の渡航先は1位「エジプト」(27%)、2位「アラブ首長国連邦」(19%)で、上位10位のうち6カ所が同じ地域内の渡航先となった。一方、アフリカ地域の回答者は1位に「米国」(33%)、2位に「カナダ」と「英国」(共に24%)を選んだほか、全体の72%がヨーロッパ地域の渡航先を選択するなど、他の地域と比べて対照的な回答を寄せた。
また、同調査では回答者全体のうち5人に1人が、今後半年間に海外旅行にお金を使う予定であると回答。その回答が最も多かったのは「香港」(59%)、続いて「シンガポール」(42%)、「サウジアラビア」(37%)、同率で「ナイジェリア」と「ニュージーランド」(共に35%)が続いた。反対に日本はその割合が低く、17%にとどまった。