日中忙しいビジネスマンにとって、どこでも持ち歩きができる携帯はFX取引の重要なツール。今回は気になる最新携帯取引ツールの中から、12月14日にサービス開始となる、セントラル短資FXの『クイックアプリ・トレード』(iアプリ版)を紹介しよう。

この『クイックアプリ・トレード』(iアプリ版)の最大の特長は、携帯電話のマルチファンクションキー(十字キー)のみで、ほぼすべての取引操作を完了できるという点。携帯電話の取引では数字入力などがわずらわしいものだが、このツールでは売り注文なら決定キー2回、買い注文の場合はフォーカス移動を加えた3回の操作で注文することができるということ。慣れてしまえば右脳のみで直感的に操作できそうなところは大きな魅力だ。

取引画面

また、チャート画面が充実している点も、このサービスの大きな特長。携帯の最新機種に対応して縦画面・横画面で表示を切り替えることができ、チャートをフルスクリーンで表示することが可能に。チャート表示が小さく、見にくくなりがちという携帯ならではのデメリットを解消している。PCで見るのとそん色ない画面が携帯で見られるのは、嬉しい限り。携帯トレードのストレスが軽減されそうだ。

チャート画面:縦

チャート画面:横

さらにこのチャートでは、移動平均線、一目均衡表はもちろん、ボリンジャーバンドやMACD、ストキャスティクスなど、12種類のテクニカル指標を表示させることも可能。外出先でもしっかり売買サインをチェックできるため、取引チャンスを逃さずにすみそう。

また、同サービスでは、為替レートも1秒ごとに更新が可能。携帯ツールではレート更新が遅くてイライラすることも多いものだが、しっかりリアルタイムのレートをチェックできるため、より迅速に為替動向に対応することができる。

このほか、外出時に嬉しいアラート機能なども充実。各種経済指標発表の3分前もしくは5分前に音声かバイブレーションで知らせる「経済指標アラーム設定機能」があるほか、通貨ペアやレートを指定することで希望の設定レート到達時に音声またはメイン画面内のティッカーで知らせる機能も。もちろん、同社が配信する「CTFXニュース」や、情報配信会社グローバルインフォ社提供の「GI24」も見ることができる(下画面)。

ニュース配信画面

外出先で必要となる、さまざまな機能を盛り込んだこの次世代型携帯取引ツール。多忙なビジネスマンにとっては、頼もしい味方になりそうだ。