ノルウェーOpera Softwareは12月10日(現地時間)、モバイル向けWebブラウザの最新版「Opera Mobile 10」をOEMメーカーとオペレータ向けに公開したことを発表した。「Symbian」「Android」などの主要プラットフォームに対応し、統一したUIを開発できるフレームワークも提供する。
Opera Mobile 10はAndroidとSymbian S60のほか、「BlackBerry」「BREW」「LiMo」「Windows Mobile」など主要プラットフォームに対応した。Operaは、最新版より端末やプラットフォーム間でルック&フィールを統一する戦略で、最新版はその第1弾で、クロスプラットフォームUIフレームワークを含む。OEMやオペレータはこのフレームワークを利用して、さまざまなプラットフォーム間で統一したUIを構築できる。Operaは携帯電話向けにネイティブクライアントのOpera MobileとJava仮想マシン上で動く軽量クライアントの「Opera Mini」を提供しており、同フレームワークは両方に対応する。