米Microsoftは9日(米国時間)、「Windows 7 USB/DVD Download Tool (WUDT)」の配布を再開、また同ツールのソースコードをGPLv2ライセンス下で公開した。
WUDTはWindows 7のダウンロード販売版からブート可能なWindows 7のUSBドライブまたはDVDを作成する無償ツールだ。作成した起動ディスクはダウンロード版のバックアップとなるほか、USBドライブを用いてネットブックのようなDVDドライブを装備していないPCにWindows 7をインストールできる。
MicrosoftはWindows 7の一般発売に合わせて10月にWUDTを公開したが、同ツールにGPLコードが含まれていたため配布を一時中止。再公開の際にオープンソース化することを約束していた。
最新のWUDTではオープンソース化に伴うライセンスの関係から、以前のWUDTに含まれていた.NET Framework、IMAPI、Bootsect.exeなどのプログラムが省かれた。Windows XPユーザーはWUDTをインストールする前に「Microsoft .NET Framework v2」と「Microsoft Image Mastering API v2」をインストールしておく必要がある。