投資銀行の米OppenheimerのアナリストYair Reiner氏は、米Appleが10.1インチのタッチスクリーン型タブレット製品を2010年春に出荷する計画だと自身のレポートの中で説明している。米Wiredなど複数のメディアが9日(現地時間)に報じている。正確な時期は不明だが、3月ないし4月でのリリースを見込んでいるようだ。
Reiner氏のレポートは複数のサプライチェーンからの情報を基にしたもので、ここから次世代タブレットの全体像を導き出している。前述の10.1インチタッチスクリーンの情報のほか、iPhoneのディスプレイ技術を流用していること、月間製造数が100万台程度であることなどは、同氏のレポートのソースから得た情報だという。また販売価格は1,000ドル程度を想定しており、四半期あたりの販売台数は100万台から150万台、販売マージンは22%程度になるという。この他以前のレポートでも示唆されていたように、Appleは複数の出版社や新聞社との交渉を進めており、新型タブレットの電子ブックリーダーへの応用を考えているという。