パナソニックは9日、「どこでもドアホン」の新モデル「VL-SW500KL」「VL-SV500KL」を発表した。VL-SW500KLは、モニター親機、カメラ玄関子機、ワイヤレスモニター子機のセットで、発売日は1月22日。価格はオープンで、市場価格は6万円前後と予想される。VL-SV500KLは、モニター親機とカメラ玄関子機のみのセットで、発売日は3月12日。価格は価格はこちらもオープンで、市場価格は4万6,000円前後と予想される。

5.2型タッチパネル液晶を搭載したどこでもドアホン「VL-SW500KL」

どこでもドアホンは、テレビドアホンに、ワイヤレス子機をプラスした製品。家中どこでも、来客への対応が可能になる。新モデルの大きな特徴は、モニター部分へのタッチパネル液晶の採用。録画した画像の再生や、画面のズームなどの操作も直感的に行うことが可能だ。さらに、掃除の際にタッチパネルの操作を90秒間無効にするお手入れ機能も装備している。また、親機の厚みは21mm。親機を壁に埋め込まないタイプのテレビドアホンとしては現時点での最薄となっている。

カメラ玄関子機は、左右約170°/上下約130°の画角を持つ広角レンズを採用。複数の来客や背の小さい子供なども、確実にに確認できる。またLEDライトも搭載しており、夜間でも、カラーの映像で来客の確認を行うことが可能だ。

ワイヤレスモニター子機には、2.5型の液晶パネルを搭載。同社のパーソナルファクシミリや電話機などに登録することで、ワイヤレスモニター子機を、電話の子機として使用することも可能となる。なお、両製品ともワイヤレスモニター子機を6台まで増設することが可能だ。

なお、今回のVL-SW500KLは、ドアホンの機能に絞り、より使いやすさを追求した製品で、ネットワーク対応などの機能は搭載していない。