ソースネクストは、Windows 7へのOS環境の"引越"にともなう疑問をわかりやすく解決できる特設Webサイト「誰でもカンタン Windows 7 引越術」を開設、Windows 7への引越応援プロモーションを展開することを発表した。

ソースネクスト常務取締役 小嶋智彰氏

Webサイトの開設にあたり、ソースネクストの小嶋氏は「ソースネクストでは、Windows 7が発売になる1年前からプロジェクトをたて、3月にはセキュリティソフト"ウイルスセキュリティ"のWindows 7対応保証、現在では200タイトルを超える製品をWindows 7に対応、24タイトルが認証ロゴCompatible with Windows 7を取得しています。」と同社ソフトのこれまでのWindows 7対応への取り組みを述べるとともに、同社の「Windows 7 対応製品一覧ページ」のページビュー数が発売前後で約3倍になったことに言及。10月の国内PC出荷台数が前年同月比21.5%増、伸び率は2008年4月以降過去最高(JEITA調べ)になるなどWindows 7の好調が伝えられる中、今後さらにユーザーの"引越"の増加が予想されると今回のWebサイト開設の意図を語った。

マイクロソフト コマーシャル本部本部長 中川哲氏

ゲストとして登壇したマイクロソフトの中川氏は、Windows 7発売後一カ月半たった現在の状況としてユーザーサポート窓口の声を披露。「出荷2週間後に電話窓口がピークを迎え、そこから徐々に落ち着きを戻しつつあります。新製品発売後サポートコールが増えるのはどの会社のサポートでも同じだと思いますが、2週間でサポートコール数が落ち着くのは手前味噌ですが、Windows 7の品質が評価されているのではないか」とサポートコール数の増減を分析、「起動が速い、速く動く感じがする、検索が速いなどユーザーからの喜びの声も多くいただいています」と順調な滑り出しとなったWindows 7発売後の反響を述べた。

また、同社サポートコールに寄せられる質問内容については、1.アップグレード方法 2.システム要件の確認 3.Windows XP Modeとなる順位を挙げ、アップグレードに対する質問が多いことを強調。年末年始から3月末にかけての重要な"移行"時期を迎えるにあたり、同社Webサイトを含めWindows 7への移行に関する情報提供を活発に行っていくとともに、今回のようにソフトメーカー各社と協力したユーザーのスムーズな移行のための情報提供なども展開していきたいとする。

Webサイト「誰でもカンタン Windows 7 引越術」では、[新しいパソコンを買う] / [パソコンはそのまま] 、今使っているパソコンのOSは [Windows XP] / [Windows Vista] 、使っているのWindows Vistaのエディションは [Home] / [Business] / [Ultimate]など、ユーザーは現状の環境などについての簡単な質問に答えた後に、購入予定の「Windows 7」のエディションを選択していくと、例えば「OSの上書きインストールができます(データや環境をそのままで、OSのみアップグレードできます)。」と表示され、ユーザーは迷うことなく適切なアップグレードが解説されているWebサイトへとアクセスできる。

また、買い換えの場合には、現在のパソコンのデータ環境を[そのまま移したい] / [データだけ移したい] / [何も移さない]など、現在使っているパソコンの環境やデータ引越などの情報も提供され、同梱されたLANケーブルをつないでボタンを押すだけで環境の引越が可能になる同社ソフト「マカセル 引越」や「マカセル 自動バックアップ」などを使ったOS環境引越のチュートリアルサイトへとアクセスする。

「誰でもカンタン Windows 7 引越術」。「診断開始」と書かれた大きなボタンを押すと診断がはじまる

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いくかのクリックで「OSの上書きインストール」という診断結果。下に表示されるリンクをクリックすると

ここではマイクロソフトのWindows 7のガイドサイトへ到達