「楽しくなければ金融でない」 - 投資が学べる金融カフェが六本木にオープン

ザ・スリービーとインストアメディア社は8日、投資・経済に関する情報を提供する金融エンターテインメントカフェ『ワールドインベスターズ・トラベルカフェ』を、東京都港区六本木にオープンした。7日夜にはオープニングレセプションが開かれ、関係者らが参加した。

『ワールドインベスターズ・トラベルカフェ』入口

「ワールドインベスターズ・トラベルカフェ」は、ザ・スリービーが企画・プロデュース、インストアメディア社が店舗を運営する「日本で初めてのタイプの金融セグメントのカフェ」(両社)。両社は、「日本では、金融というとどうしても堅苦しいとか怖いイメージがある。カフェという場で、ストレスなく、楽しく解りやすく、映像配信やライブを楽しみながら、(投資・金融情報を)学び、知ってもらう」とし、同カフェを開設した。

カフェには、クレディセゾン、NYSE Liffe、スーパーファンド証券、ひまわり証券、イニシア・スター証券、ニュース証券の6社が協賛。店内に設置された50インチのディスプレーで、海外の投資環境や経済に関する情報を常時配信する。また、セミナーやイベント、懇親会を開催するほか、リアルのイベント模様を即時配信するなど、ネットTV放送である「ワールドインベスターズTV」とのクロス配信も行う。

カフェ内に設置されたインターネット放送用の機材

毎週月曜日・水曜日・金曜日の17:50～18:20には、ワールドインベスターズTVの店内公開ライブ放送として、トークライブを実施。毎回さまざまなゲストを招き、投資や経済についてトークを繰り広げる。番組の前半はカフェの企画・プロデュースを担当するザ・スリービー代表取締役の石田和靖氏と元ブルームバーグの清水昭男氏が世界の経済ニュースをチェックする「ワールドマーケットコメント」、後半は、ゲストが投資や経済について、さまざまなテーマで語るようになっている。

第1回の12月9日のゲストは、「60歳までに1億円つくる術」をテーマに、マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長の内藤忍氏、11日は、「ソフトコモディティって何ぞや?」をテーマにNYSE Liffe駐日代表の数原泉氏となっており、それ以降も独自の視点を持つゲストがさまざまなテーマで出演する予定となっている。

オープニングレセプションで今後の抱負などを語るザ・スリービー代表取締役の石田和靖氏(右端)ら

7日夜開かれたオープニングレセプションでは、関係者が参加する中、ザ・スリービーの石田氏らが壇上で、ワールドインベスターズ・トラベルカフェ開設の目的などについて話した。石田氏は「楽しくなければ金融でない」と断言。「(金融・投資の世界に)旋風を巻き起こす」と抱負を述べた。

石田氏とともに、「ワールドマーケットコメント」を担当する清水氏も、「国際的な視点でポートフォリオを見ていく番組にしたい」と述べた上で、「(投資をする上で)持っていなければいけない視点を提供したい」と話していた。

その後、各協賛企業の代表者が壇上に上がり、カフェへの期待を述べた後、協賛企業それぞれに合わせて作られたオリジナルカクテルを飲むなど、会場は盛り上がりを見せていた。

ワールドインベスターズ・トラベルカフェの営業時間は以下の通り。

月曜日・火曜日 : 11:00～翌2:00

水曜日・木曜日 : 11:00～翌3:00

金曜日・土曜日・祝日前日 : 11:00～翌7:00

日曜日・祝日 : 11:00～23:00