大阪・日本橋で12月5日、インテルのユーザーイベント「Intel in Osaka 2009 Winter わくわくドキドキの4日間」が開幕した。その初日の模様をお届けしよう。
Intel in Osakaは、恒例となっている日本橋の主要PCショップとの連動イベント。今年は2009年12月5日(土)、6日(日)、12日(土)、13日(日)の4日間、2週にわたって開催される。日本橋の各所で、最新のIntel Core i7/i5など同社最新製品が体験できるほか、お得なキャンペーンなどもあわせて実施される。
イベントに参加するショップは、ドスパラ大阪・なんばPrime館、ソフマップ ギガストア なんば店 ザウルス2、TWOTOP大阪日本橋店、フェイス大阪日本橋店、パソコン工房 本店、マウスコンピューター 大阪ダイレクトショップの6店舗で、ほか、"日本橋オタロード"内にイベント特設会場が設けられている。
各ショップ店頭で、Core i7/i5のパフォーマンスを実証するデモンストレーション映像を公開。さらに上記の特設会場では、Core i5搭載実機によるライブデモも交え、インテルの技術担当者による製品解説プレゼンテーションが行なわれていた。
1週目にあたる12月5日~6日のプレゼン担当者は、インテル技術本部の秋庭正之氏と、インテルマーケティング本部の梶原武志氏。現行のLynnfield世代のCore i7/i5の紹介にとどまらず、次世代の32nm世代の製品にも言及がされるなど、興味深い話題が語られていた。インテルの担当者に直接質問することができるQ&Aコーナーもあり、ファンには貴重な時間となったようだ。
現行のインテルCPUラインナップの位置づけをわかりやすく並べた図。Core i7/i5の性能は前世代のトップエンドも超えている |
現行製品だけでなく、2010年に登場すると見込まれる次世代製品にも言及。製造プロセスを改良し、特にCore i5クラスの製品が充実するようだ |
Core i7/i5の注目テクノロジであるハイパースレッドィングとターボ・ブーストも噛み砕いて解説していた。Core i5/i7世代では、処理能力が不足するシチュエーションでは一時的に定格以上の性能を発揮させることができる。おおまかに言うと、ターボ・ブーストなどで処理を短時間に終了させることによって、結果としては、処理あたりの総消費電力も抑えることができるのだ |
なお、2週目の12月12日~13日には、プレゼン担当者として、秋葉原でもおなじみ、インテルの"神様"こと天野伸彦氏と、インテル技術本部の土岐英秋氏の2人が登場する予定だ。
キャンペーンの目玉はスタンプラリー。街の各所で配られているスタンプシートをゲットするだけで参加できる。イベント特設会場とイベントに参加ショップをあわせた7カ所に、CPU製造スタッフ用の防塵服(バニースーツ)を着込んだ「バニーマン」が配置されており、彼らを探し出して(目立つので非常にわかりやすい)スタンプを収集するというもの。すべてのスタンプを集めると、イベント特設会場での抽選で様々なオリジナルグッズがプレゼントされる。
もうひとつの目玉が製品購入者プレゼント。今回のイベント参加6店舗で、イベント開催期間中にCore i7/i5を購入したユーザーを対象に、抽選で液晶テレビなど豪華賞品をプレゼントする。
ほかイベント参加ショップごとに、イベント期間中に対象のインテル製品を購入すると賞品が当たる抽選会や、値引きセールなども実施していた。これらショップごとのキャンペーンも、12月13日まで実施される。新CPUや新OSの登場にあわせ、新規自作やパソコン買い替えを検討中だった人にはちょうどよい機会だろう。