タレントのベッキーが6日、東京・六本木で行われた「感謝の気持ちを伝えよう! 川柳コンテスト」授賞式に出席した。

ベッキーは自らデザインした着物姿で登場。「髪も巻いてみました。この髪型にするのは初めてなので、ちょっとドキドキします…」

はがき・住所録ソフト「筆まめ」を発売する株式会社クレオが、同商品の20周年を記念して川柳を募集。2,882件の応募作品の中から20名の入選者がステージに登壇した。最優秀賞に選ばれたのは、「無事定年 夫婦で交わす 感謝状」という句を作った竹内弘さん。「2年前に定年を迎え、妻から感謝の気持ちを綴った手紙をもらったので、自分でも感謝状を書きました。お互い感謝を表に出すことが少なかっただけに、嬉しかったです」と説明する竹内さんに、ベッキーも「気持ちを伝えることって大事だなと思ったし、今日も最優秀賞を受け取ったことで、感謝状がやり取りされるかもしれないですよね。ずっと仲良くしてください」と祝福した。

感謝を表す瞬間について聞かれたベッキーは「毎朝目を覚ました時に、『今日も生きてる。ありがとう』と感謝するようにしているし(笑)、辛いことがあっても、後で『ありがとう』と言えるようになりたいですよね」。今回のコンテストにちなんで「ありがとう 直接言える 距離にいて」という自作の川柳を披露した彼女は、「母方の祖母が亡くなった年、母が『今年から、母の日を祝うこともできないのね……』と話していたのを聞いて、いつまでも『ありがとう』と直接言える距離にはいられないんだなと思って。その距離に対しても感謝しなければいけないんだなと思いました」と作品に込めた思いを説明した。

最優秀賞を受賞した竹内弘さん

オリジナル年賀状も公開された。「約30分で作りました。じっくり作ったつもりだけど、他の人からは『早いね』と言われます(笑)」

また、ベッキー直筆のオリジナル年賀状も公開。「(来年の干支の)虎を前面に出そうと思って、虎の絵の下にあいうえお作文みたいな感じで、『"と"っても"ラ"ブリーな年になりますように』と描きました。他にも細かい遊びがいっぱい入っています」とベッキー。残り1カ月足らずで新年を迎えるが、年賀状作りの進捗状況については、「これから頑張ります(笑)。でも『筆まめ』を使えば、12月半ばから作り始めてもすぐにできますから。また今年もお世話になりたいと思います」と話していた。

なお、当イベントで紹介されたベッキー直筆オリジナル年賀状は、「筆まめVer.20」を購入し、応募した中から抽選で20名に送られる。(※応募期間は12月20日まで)。