タイプ後Explorerに戻り、リロードする。
さきほどコマンドライン上でおこなったnew Data()の結果、あたらしいオブジェクトが作成されたことが確認できた。今度は実際にデータも格納してみよう。ターミナルに戻り、コマンドライン上で先ほど作成したインスタンスにプロパティを追加してみよう。
js> d.test = 10000;
プロパティ「test」に10000を格納した。タイプ後Explorerに戻り、リロードする。
コマンドライン上で設定したプロパティ「test」とその値が表示できた。格納されているデータはExplorer上で確認する以外にも、用意されているRESTインタフェースから取得可能だ。JSON形式で簡単にデータのやりとりができるようになっており。RESTのURIはhttp://localhost:8080/(クラス名)/(id)となる。これまでExplorerとコマンドライン上で作成したDataクラスのデータにアクセスするには、http://localhost:8080/Data/1にアクセスすれば良いというわけだ。実際にWebブラウザでアクセスしてみよう。
さきほどExplorerとコマンドライン上で作成・設定したデータがJSON形式で表示された。REST経由でこのデータを編集したい場合は、おなじURIにJSON形式で変更後のデータをPOSTすればOKだ。FirefoxのRESTTestを使い、確認してみよう。
FirefoxのRESTTestを使用して、REST経由でDataクラスのid=1のtestプロパティの値を変更 |
Explorerで確認。testプロパティの値が変更されていることが確認できた |
Persevereのサンプル実行からチュートリアルをもとにアプリケーション・クラスを作成 、REST経由でのデータ操作までを紹介した。今回紹介したのはExplorer、HTTP Interfaceの一部のみだ。PersevereにはこのほかにもJSONQueryによるデータ抽出やFile Storageといった魅力的な機能を多数用意している。興味がある方はドキュメントを参考にしながら、いろいろ試してみてほしい。