東京証券取引所は1日、2009年11月の売買状況(速報値)を発表した。現物市場(ToSTNet市場を含む)株式の売買代金は、前月比5兆3,281億円減の26兆7,257億円、1日平均では1兆4,066億円だった。
ETF(上場投信)は、前月比733億円減の1,168億円(1日平均61億円)、REIT(不動産投信)は、同68億円減の1,625億円(同86億円)だった。
ETFでは、商品ETFのSPDRゴールド(1326)が、金価格の上昇に伴い上場来高値を更新し、月間売買代金も過去最高(66.7億円)を記録。また、国内初となるインド株式市場連動型ETF、インドNIF(1678)が26日に新規上場し、上場銘柄数が69銘柄となった。
派生商品市場では、有価証券オプションの取引高は80,391単位で、2001年7月以来の高水準となり、市場開設来3位を記録した。