日産、新型軽自動車「ルークス」を発売 - 特別仕様車も

日産自動車は、新型軽自動車「ルークス(ROOX)」を発売した。価格は、124万4,250円から171万4,650円。また、オーテックジャパンから、ルークスのハイウェイスターシリーズをベースにした特別仕様車「アーバンセレクション」を発売した。価格は、171万9,900円から196万9,800円。

ルークスは、室内高1,365mm、室内長2,085mmと、大人4人がゆったりと過ごせる広い室内空間を持つ新型軽自動車で、スズキからOEM供給を受けるモデル。ターボ車を除くK6A型エンジン搭載車は、エコカー減税に適合し、自動車取得税と自動車重量税が50%減税される。

エクステリアは、ハイウェイスターシリーズは、ハイウェイスターデザインの特徴を継承。メッキグリルにシャープな造形のヘッドランプを組み合わせた。ボディカラーは、専用色ミステリアスバイオレット、ルナグレーを含む、全6色のボディカラーを設定した。「E/G」シリーズは、横長のフロントグリルを採用し、専用色ブルームピンク、アクアベールブルーを含む、全6色のボディカラーを設定した。

インテリアは、ファインビジョンメーターを採用し、メッキやピアノブラック調のフィニッシャーなどを随所に施した。「ハイウェイスター」シリーズは、ブラックインテリアに、専用ファインビジョンメーターや、シックなファブリックのシート地を採用。「E/G」シリーズは、ベージュインテリアに、シートはやわらかな光沢のあるファブリックを採用した。

後席両側スライドドアを全車に標準装備し、インテリジェントキーのボタン操作等でオート開閉できるパワースライドドアを「ハイウェイスターターボ」には後席両側、「ハイウェイスター」「G」には助手席側後席に標準装備した。また、半ドア状態でも自動的に全閉するスライドドアクローザーと、全開の状態でロックするスライドドアストッパーを全車に標準装備した。

インテリジェントキーや、ワンタッチで始動できるプッシュエンジンスターター、エアコンの冷風を利用する保冷機能付助手席アッパーボックス、瞬間燃費や平均燃費を表示してエコドライブをサポートする車両情報ディスプレイを全車に標準装備。また変速比幅を拡大する副変速機構や、アイドリング中の無駄な燃料消費を抑えるニュートラル制御を採用し、燃費性能を向上させるCVTを全車に搭載する。K6A型インタークーラーターボエンジンは最高出力47kW(64PS)。

安全面では、運転席・助手席SRSエアバッグシステムを全車に標準装備し、運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムは「E」を除く全車に標準装備している。

特別仕様車「アーバンセレクション」は、最新のHDDナビゲーションシステムや、「イルミネーションパーツ」などを装備したプレミアムモデル。地上デジタルテレビ放送(12セグ+ワンセグ)用チューナーやiPod接続等の機能を内蔵し、タッチパネルを採用したHDDナビゲーションシステムを標準装備。また、ランプ周囲がリング状に点灯するホワイトイルミネーション付のフォグランプや、運転席と助手席の足元を8色の光で彩るマジカルイルミネーションを採用した。ターボ車を除く特別仕様車のK6A型エンジン搭載車は、ベース車と同様に、エコカー減税に適応し、自動車取得税と自動車重量税が50%減税される。