2010年前半登場予定のMicrosoft Office 2010について、Neowinが30日(米国時間)、その具体的な登場時期とラインナップについて報告している。Neowinによれば、発売は2010年6月となり、6種類のエディションが用意される。またOffice 2010 for Mac OS Xについても、2010年のいずれかのタイミングでの提供開始が予定されているようだ。
Office 2010で用意される6つのエディションとは「Starter」「Home and Student」「Home and Business」「Standard」「Professional」「Professional Plus」で、Professional PlusはVisio 2010とProject 2010を除くすべてのOffice 2010製品を含む最上位バージョンとなる。現在、パブリックベータとしてMSDNなどを通して提供が行われているのは、このProfessional Plusだ。またエディションの中には無料版も含まれており、これがStarterになる可能性がある。無料版ではWordとExcelが利用できるが、どちらも機能制限のついた限定バージョンとなる。なお、無料版ではその利用条件として広告が付与される。
Office 2010の対応OSはWindows XP/Vista/7で、32/64bitの両対応となる。ただしWindows XPの64bit版はサポートされない。提供形態はフルパッケージのほか、Office 2007ユーザーを対象としたアップグレード版が用意される。なお、Office 2010に含まれる製品一覧は下記の通り。
- Microsoft Access 2010
- Microsoft Excel 2010
- Microsoft InfoPath Designer 2010
- Microsoft InfoPath Filler 2010
- Microsoft OneNote 2010
- Microsoft Outlook 2010
- Microsoft PowerPoint 2010
- Microsoft Publisher 2010
- Microsoft SharePoint Workspace 2010
- Microsoft Word 2010
- Office Communicator 2010