2010年1月9日放送スタートのNHK土曜時代劇『咲くやこの花』(毎週土曜 19:30~20:00 全10回)のスタジオ収録記者会見が27日、神奈川・横浜のスタジオで行われ、主演の成海璃子、平岡祐太、松坂慶子が出席した。
文化文政時代、庶民の間で爆発的に広まった百人一首をテーマに、カルタ取りが得意なヒロインを描いた大江戸青春グラフィティー。百人一首が大好きなこい(成海璃子)は、大江戸かるた大会に勝ち進んで江戸中の注目の的に。自分の思いとは裏腹に大舞台に駆け上がっていくこいは、浪人の由良(平岡祐太)と初恋を経験しながら、人間として成長していく。
この日、着物姿で登場した成海は、同作が時代劇初出演。「リハーサルの時は浴衣を着なくてはいけないんですけど、一人で浴衣を着たことがなくて最初は緊張しました。(同じく時代劇初挑戦の)平岡さんと『浴衣とか着られるんですか~?』みたいな話をしましたね(笑)。でも今は、毎日着ているので慣れてきましたよ」とコメント。成海が演じるのは、百人一首が得意な女の子で「中学生の頃に国語の先生から一つぐらいは覚えろと言われ、小野小町の歌を覚えたぐらい(笑)。その時のことが懐かしく思います」と当時を振り返り、「人との出会いによって成長していくこいの姿を、10話を通して見せていけたらと思っています」とアピールしていた。