工人舎は27日、10.1型ワイド液晶を2枚搭載することで、1台でデュアルディスプレイを実現したモバイルノート「KOHJINSHA DZシリーズ」を発表した。12月11日より発売開始予定で、価格は79,800円となる。

2枚の液晶を広げた状態

通常時はメインディスプレイの裏側にサブディスプレイが重なっており、2枚使用時にはスライドして出てくる仕組みになっている。2枚使用時は最大で2,048×600ドットという、モバイルノートではありえなかった広大なデスクトップが使用できる。液晶にはLEDバックライトを採用しているので、2枚重なっている状態でもそれなりに薄さは保たれている。

通常時

そのほか、ワンセグチューナーや、高精度指紋センサー、130万画素Webカメラを搭載。さらに、タッチパッドは3ポイントまでのマルチタッチに対応する。

主な仕様としては、CPUがAMD Athlon Neo MV-40(1.6GHz)でチップセットはAMD RS780MN。メモリは1GB(最大4GB)でHDDは160GB。10.1型ワイド液晶の解像度は1,024×600ドットとなる。OSはWindows 7 Home Premium。

その他の機能としては、USB 2.0×3、D-Sub15ピン、3in1メディアスロット、指紋センサ、130万画素Webカメラ、Bluetooth、IEEE802.11b/g/n無線LAN、10/100/1000BASE-T有線LANなどを装備する。

サイズは約W280×D210×H19~42mmで、重量は約1.84kg。バッテリ駆動時間は約4.5時間。