プラチナ萬年筆はこのほど、昭和10年にガンジーブランドから発売した万年筆用のインク消し「プラチナ インク消し」を復刻し、順次販売を開始した。「赤液」「透明液」各20cc入りのセットで販売され、価格は1,260円。
同商品は、「赤液」と「透明液」の2種類の液を使って化学反応により紙からインクを消去するというもの。はじめに「赤液」、次に「透明液」、もう一度「赤液」の順に修正したい箇所に塗布すると、文字を消すことができるという。万年筆のペン先は先端が鋭利なため、ホワイト修正液や修正テープなどを用いて修正した場合に、その上から再び文字を書こうとすると修正箇所を削ってしまうが、同商品ならその心配はないとのこと。さらに修正箇所が目立たないという利点もあるとしている。
また、ビンキャップ部分に発売当時そのままとなるガンジーの刻印を採用し、レトロな雰囲気を残したという。同商品は万年筆水性染料インク専用で、対応インクはブルーブラック、レッドなどの同社製カラーインク。なお黒インクは非対応となっている。